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タイ・ラジャダムナンスタジアム出陣!
【記事:福岡格闘技.com 池田博紀】
石井 一成(エクシンディコンジムJAPAN)
タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されるスック・ワンキントーン興行の出場決定!!
石井一成(エクシンディコンジムJAPAN)の次戦が5月5日(月)のタイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されるスック・ワンキントーン興行の出場が決定した。
一成は3月21日(金)東京・ディファ有明『TRIBELATEvol.42×SUK Phumpanmuang』で行われたPhumpanmuangミニフライ級王座をプロ3戦目で獲得し、その実績を評価されて2013年9月以来のラジャダムナンスタジアムへの参戦となった。
対戦相手は現時点では決定しておらず、102ポンド(46.3kg )契約体重で行う。
一成は4月末からエクシンディコンジム タイランド本部へ最終調整を行ってから、次戦に臨む。今回の一成は日本チャンピオンの肩書を背負ってタイのリングへ上がる。一成は3戦3勝とプロ戦績は無敗であり、現役の高校生ファイターである。ムエタイの頂きを目指す日本の若武者の活躍に期待したい。
石井一成より以下のコメントが福岡格闘技.comに届いている。
「前回の試合を終えて、ラジャダムナンスタジアムでの試合のオファーを頂いたので、
前回の試合の課題を、しっかり反復してチャンスをものにしたいと思います!
応援よろしくお願いします!」
出撃準備完了!
〝Muaythai2000 Site Muaythai〟で対戦相手が発表されました。
Wangingtong Fight.
Monday 5, May 2014 Started 06.30PM.
Rajadamnern Stadium
1
Eze Wor.Wanchai(石井一成)
VS
Makamphet Lukmakamwhan
3年前のルンピニースタジアム以来の第1試合です。
タイ国歌が流れての第1試合開始なのでなかなか気合が入ります。
それから毎回の事ですが、〝Eze〟じゃなく〝Issei〟ですから・・・もう慣れました。
毎回スペルが違います(^_^;)
〝Wor.Wanchai〟(ウォー.ワンチャイ)は一成のプロモーターの名前です。
タイ現地PM6:30スタートなので日本時間でPM9:00過ぎにはスタジアムから結果報告・・・
Wi-Fiが繋がっていたらの話ですが、繋がっていないとホテルに帰り夜中の報告になります。
それからタイのムエタイ雑誌〝ムエサイアム〟一成が載ってました \(◎o◎)/!
なんて書いてるんだろう・・・気になる・・・
皆さん!日本からの応援よろしくお願い致します。
5月5日(月) タイ・バンコク ラジャダムナンスタジアム試合結果!
「スック・ワンギントーン」
2014年5月5日(月・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼第1試合 103ポンド契約(46.7kg) 3分5R
○イッセイ・ウォーワンチャイ(=石井一成/Exindecon GYM JAPAN)
TKO 4R
●マカームペット・ルークマカームアン(タイ)
キックボクシングで数々のジュニアタイトルを獲得し、テレビ番組やCM出演も果たした石井一成が、タイ・ラジャダムナンスタジアムに参戦した。石井は今春高校に入学し、3月に国内プロデビューを果たしたばかり。プロ戦績はタイでの試合も合わせて3勝(2KO)無敗。
ジュニア時代も含めて今回でタイ9戦目(過去5勝3敗1分)となる石井は、ムエタイ2大殿堂のひとつラジャダムナンスタジアムのプロモーター、ギントーン氏からの期待も大きい。
1Rから、石井は高めのミドルキックからローキックという流れでマカームペットにダメージを蓄積させる。
3Rに入り、石井のローでの優勢が明らかになってくると、マカームペットは首相撲勝負に持ち込む。これまでの石井であれば、首相撲勝負では力で対処しようとし、相手に出鼻を挫かれる場面もあったが、今回は後ろに下がって横に回り、そこからのヒザ蹴りを多数決めた。
ただ一発を当てるのではなく、こうした流れの中で的確に技を決める事がムエタイの判定では評価されることが多く、この石井の試合運びは関係者からも好評。リング脇で待機していたジャッジ陣からも「なかなか出来る日本人じゃないか!」と感心されるほどであった。
4R、マカームペットは石井の右ローで足を引きずりはじめ、石井はここから左ローも蹴り込み多数ヒットさせる。試合は一方的なものとなり、見かねたレフェリーがマカームペットの挽回不能と判断し、試合をストップ。石井のTKO勝利となった。
伸び盛りの石井の実力を見込んだギントーンプロモーターは、すぐに次の試合を提示。過去に、このマカームペットを2RでKOした強豪と早ければ7月にもラジャダムナンで対戦させるという。石井は高校在学中にタイで王者になることを目標に掲げており、その目標へ向けてまた一歩を踏み出した。
写真・情報提供=シンラパムエタイ/早田寛
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石井一成オフィシャルファンサイトリニューアル!
3月に日本でプロデビュー(タイでは去年の8月)をして4月に高校へ進学した事を機に
石井一成オフィシャルファンサイトをリニューアル!
タイトルも〝悪ガキ〟から〝石井一成〟にサブタイトルも〝KING OF MUAYTHAI〟に!
これからも石井一成の情報をここから発信しますのでよろしくお願い致します。
近日中に石井一成オフィシャルブログもリニューアルしますのでお楽しみに!
ウェブ関係を全て引き受けて頂いている石井一成協賛企業
佐賀県佐賀市 東宇貿易株式会社 イーストユニバース本店
http://www.touu-boueki.com/
瀬尾社長、飯盛専務を始めスタッフの皆様ありがとうございました。
石井一成×アスタリスク !
K-1 GYM EBISU 小比類巻道場 小比類巻先生!
アスタリスク!
アスタリスクは子供からトップアスリートまで、あらゆるシチュエーションをカバーし最大限にパフォーマンスを引き出すサプリメントです。
アスタリスクは勝負に負けない為にスポーツに特化した成分で作りました。
あらゆるアスリートのパフォーマンスをアップする「The Asterisk」の全てをお見せします。
アスタリスクでつくる未来。
スポーツ選手は心のどこかでみんな スターに憧れスターを目指します。
彼らの存在に、私たちは夢や希望、輝きを見ます。
そんな彼らの一人一人にはドラマがあり、アスリートである前に 、一人の人間としての闘いがあり、そこには歓喜や苦悩と向き合い、前に進む姿は美しい。
そんなアスリートにスポットライトを当て、選手と共に、夢・目 標を達成する支えになる。それが株式会社J-SEALsが目指すものです。
石井一成応援団 株式会社J-SEALs
石井一成後援会初代会長 株式会社J-SEALs 代表取締役会長 酒向 恵介
新ルンピニースタジアム【スック・ペッティンディー】出陣 !
エクシンディコンジムJAPAN 石井 一成
2014年7月8日(火)タイ・ルンピニースタジアム
スック・ペッティンディーにて日本人では3人目となる新ルンピニースタジアムに参戦!!
プロ3戦目にてPhumpanmuangミニフライ級王座を獲得し、5月5日に開催されたタイ・ラジャダムナンスタジアム スック・ワンキントーン興行にてマカームペットから4R TKO勝利し、プロ戦績4戦(3KO)無敗の石井一成が新ルンピニースタジアムで開催されるスック・ペッティンディー興行にてパランデート・ソーペットブンミー(タイ)と対戦する。
スック・ペッティンディー興行はタイでナンバー1プロモーターであり、今回の興行ではビッグマッチが多数組まれ、その中で石井はタイでの実績と実力をプロモーターから高い評価を受けて、3年ぶりのルンピニースタジアムのリングに立つ。この新ルンピニースタジアムのリングに立つのは、日本人で3人目となる。
石井は現役の高校生(東福岡高等学校1年)ムエタイファイターであり、タイの王者を目標としている。
すでに石井は7月31日に行われるタイ・ラジャダムナンスタジアム スックペットウィセット興行の参戦が決定しており、7月22日~8月4日には、エクシンディコンジムJAPANタイ遠征にて、九州勢ジュニア選手がエクシンディコンジム・タイランド本部にてムエタイ合宿が行われ、日本VSタイ対抗戦も予定されており、今回の試合で勝利を収めることは、自身の7月31日の試合、そして石井が切り開いてきた道を、後輩である九州のジュニア選手らが歩もうとしている。これらの道を繋げる為にも、今回の試合での石井の奮戦に期待したい。
2014年7月8日(火)タイ・新ルンピニースタジアム
スック・ペッティンディー興行
第10試合 3分5R 103ポンド契約(46.7kg)
石井 一成(エクシンディコンジムJAPAN)
vs
パランデート・ソーペットブンミー(タイ)
石井一成より以下のコメントが福岡格闘技.comに届いている。
「今回の興行は凄いビックマッチと聞います。相手も強いと思うのでしっかり練習して万全の状態で挑みます!そしてNEWルンピニーで初めての試合で日本人3番目なので絶対勝ちます!応援よろしくお願いします!」
記事:池田博紀 写真提供:シンラパムエタイ/早田寛
対戦相手変更!
協賛企業のご紹介!
ありがとうございました。
今後とも石井一成を応援よろしくお願い致します。
2014年7月8日(火)タイ・新ルンピニースタジアム
スック・ペッティンディー興行
第10試合 3分5R 103ポンド契約(46.7kg)
イッセイ・ウォー・ワンチャイ(石井一成)
vs
ブワルワン・シットジャークゥン(タイ)
【協賛企業の御紹介】
株式会社 パラディ(介護保険指定事業所)
代表取締役 千住 宏様
〒840-0012 佐賀県佐賀市北川副町大字光法1593番地1
本部事務所
〒845-0032 佐賀県小城市三日月町金田1177-5
有限会社TDメディカル
代表取締役 辻 忠伸様
〒845-0032 佐賀県 小城市 三日月町金田1177番地5
英工業
代表 小幡 英二様
〒817-2341 福岡県粕屋郡志免町別府2丁目13-3
福岡大型犬舎 糸島ラブドッグケンネル
代表 大内 欣憲様
〒819-0371 福岡県福岡市西区飯氏751-1
佐藤モータース
代表 佐藤 和男様
〒811-2104 福岡県粕屋郡宇美町井野23-1
豚珍館
〒815-0035 福岡県福岡市南区向野1丁目4-2 井手ビル 1F
美容室 BML
〒814-0103 福岡県福岡市城南区鳥飼5丁目13-30-101
株式会社 SOFT(有料老人ホームあすなろ)
代表取締役 平尾 壮志様
〒811-1101 福岡県福岡市早良区重留5丁目12-8
有限会社 米寿苑(介護付き有料老人ホームひばり苑)
取締役 山口 健一様
〒811-1216 福岡県筑紫郡那珂川町観晴が丘3丁目18
株式会社S・Kコーポレーション(シルバーメイト館 春の町)
代表取締役 蔵田 修一様
〒811-1101 福岡県北九州市八幡東区春の町4丁目3-26
株式会社 優掌(有料老人ホーム穂々笑・ほほえみ)
代表取締役 坂辺 真次様
〒811-1101 福岡県福岡市早良区田村1丁目5-16
建築工事一式 DSK
代表 山口 浩様
本社 〒811-1353 福岡市南区柏原3丁目28-5
東京営業所 〒154-0016 東京都世田谷区弦巻2丁目8-2-102
有限会社 エイコーオート
代表取締役 永田 勝徳様
〒812-0857 福岡市博多区西月隈3丁目19-6
糸山 和敏様
〒816-0844 福岡県春日市上白水9丁目80
福岡美装社
代表 古賀 仁様
〒811-1323 福岡市南区弥永5丁目3-14
炭火焼き鳥 味市場
代表 白水 豊
〒811-2205 福岡県糟屋郡志免町別府3-11 - 18
【順不同】】
ルンピニースタジアム勝利報告!
第10試合 103ポンド契約 3分5R
○イッセイ・ウォーワンチャイ [石井一成](エクシンディコンジムジャパン)
×ブアルアン・シッジャークン
判定3-0
5月5日のラジャダムナンでのローキックのKO勝ち以来のタイ参戦。今回はルンピニースタジアムの大手、ペッティンディープロモーション興行に参戦だ。対戦相手は既に40戦の戦績があるブアルアンだ。試合前のワイクルー時に日本人の一成が相手コーナーに詰め寄り、刀で相手を切るシーンを披露すると場内も大喝采だ。
試合は初回、互いにローを蹴り合い、相手の出方や癖を探ると、一成は直ぐに高い蹴りへとつないだ。そして相手の前蹴りを手で取りミドルキックを返すなど、一成はまずまずの動きをみせた。
2ラウンドに入り、試合はこれまででは珍しく、いきなり首相撲での膝合戦に移行する。それまでは相手の捌きに対して力で対処する場面も多かった一成だが、前回のラジャダムナンの時と同様、相手の体重移動ををうまく察知し、体勢を入れ替えて膝を決めるなど良い動きを見せた。
3ラウンドに入り、首相撲の攻防は続くが、組むまでの離れた距離で歯切れの良いローキックを多用。ブアルアンの太腿にしっかりとヒットさせた。だがブアルアンはそれでも、しっかりと蹴りを返してきた。試合の勝敗に影響されるとされている場内賭け率は、3ラウンド終了時点で2-1でブアルアン有利だった。
4ラウンドに入り、一成はここで優勢をみせなければ、判定試合になった時に不利かもしれない。一成が日本人だというだけで、ギャンブラーからすればそれだけで不安素材となるからだ。だが、一成はここから蹴り数を増し多くのミドルをヒットさせると、なんと、ここで場内賭け率も一成側に付き2-1から3-1で一成有利とその差を広げた。
最終ラウンドは、相手にこかされたりしない限り、一成有利の状態は堅く動かないだろう。一成は、ここからミドルキックと前蹴りを連発し離れた距離での試合に持ち込んだ。ブアルアンは一成のしつこい前蹴りの連打で自身の攻撃のリーチの中に入ってこれず、ここで試合終了ゴングが鳴る。
ジャッジは3者とも一成を勝者とした。一成は、今月末7月31日、そして8月28日と続けてラジャダムナンの平日興行への参戦が決まってる。一成のこれまでの熱心なムエタイ参戦の積み重ねが、今回のルンピニーでの勝利を招いたといえる。もうそろそろギャンブラーや関係者からも顔を覚えられてきた頃だろう。次回のラジャダムナンでは、これまでよりもランクアップした相手との闘いとなるだろうが、しっかり調整し万全の状態で連勝を決めてほしい。
記事提供:早田寛(シンラパムエタイ)
この度は石井一成に新ルンピニースタジアムでタイでナンバーワンプロモーターのペッティンディープロモーション興行と言う最高峰の舞台を用意頂いた日本とタイのプロモーターの皆様とサポートして頂いた皆様に深く感謝致します。今回の遠征では沢山の協賛、激励賞を頂きました企業と個人の皆様に心からお礼をお申し上げます。まだまだ沢山の皆様の応援とご支援があり勝利へと繋がりました。本当にありがとうございました。今後とも何卒、変わらぬ応援、ご支援頂ければ幸いです。今後とも石井一成をよろしくお願い申し上げます。
エクシンディコンジムJAPAN 代表
石井一成父母
7月31日(木)ラジャダムナンスタジアム出陣!
対戦相手はパランデート・ソーペットブンミー(タイ)7月8日のルンピニースタジアムで1度対戦が決まり流れた相手である。
(記事提供:池田博紀(福岡格闘技.com)、写真提供:早田寛(シンラパムエタイ)
前回の7月8日のルンピニースタジアム スック・ペッティンディー興行で勝利した石井の実力はタイでも高い評価を受けており、今回は石井に強豪選手と対戦が組まれると予想される。石井は8月28日のラジャダムナンスタジアム スックワンキントーン興行の参戦が決定している。尚且つ7月22日より行われるエクシンディコンジムJAPANタイ遠征では後輩である九州のジュニア選手が石井と共にエクシンディコンジム・タイランド本部でムエタイ合宿を行う。今回の試合ではラジャダムナンスタジアムのリングで闘う姿を後輩らが見るだけに、石井が後輩、タイの観客に魅せる試合を行い勝利にすることに期待したい。
石井一成より以下のコメントが届いている。
「先日の試合は何とか勝てて、次の試合はプロモーターから強いと聞いているので、またしっかり練習して余裕をもって試合をできるように仕上げていきます!勝つので応援よろしくお願いします!!」
2014年7月8日(火)タイ・ラジャダムナンスタジアム
スックペットウィセット興行
3分5R 103ポンド契約(46.7kg)
石井 一成(エクシンディコンジムJAPAN)
vs
パランデート・ソーペットブンミー(タイ)

エクシンディコンジムJAPANタイ遠征・日本vsタイ交流対抗戦!
はじめに!
エクシンディコンジムJAPANでは、夏休みを利用してエクシンディコンジムTHAILAND本部ジムを利用して、子供達だけの集団生活で協調性や自主性を養い、異国の地の新しい価値観や感性、それに柔軟な発想を与えてさらなる成長と、日本とタイの交流に繋がる事をコンセプトに掲げタイ遠征を行っております。
団体・ジム問わず参加できますが、所属団体・ジムの許可が必要となります。
今年は7月22日~8月4日までの2週間のタイ遠征合宿を行い、観光も含め18名が参加。
最終日にはタイの子供達と〝日本vsタイ交流対抗戦〟を行いました。
2週間の合宿生活とハードな練習、そしてタイの子供達の生活環境から生まれるハングリー精神を肌で学んだ事でしょう。
厳しいタイ遠征合宿でしたが子供達はみんな良い顔してますね。
エクシンディコンジムJAPANタイ遠征合宿に尽力して頂きました日本とタイの皆様に深く感謝致します。
エクシンディコンジムJAPAN 代表 石井要
2014年8月2日
タイ・サラブリ県タップクワン郡
スック・テーサバルタップクワンミッタラパープ、ター・ジープン
(日タイ交流戦)
福岡市博多にエクシンディコンジム・ジャパンがオープンして8か月が経過。
エクシンディコンジムはWEED GYMと合同で初のタイ長期合宿を行い、最終日には本場のムエタイ興行に参戦した。
試合はタイで石井一成の試合をプロモートしているラジャダムナンスタジアムのギントーン氏主催興行であり、
全14試合中8試合が日タイ対抗戦となった。
今大会は石井一成に続く若手九州勢選手の発掘を意味づける大会でもあったが、
結果は勝ち負けそれぞれであったが、少年時代から本場タイのナックモエと対戦したことで、それぞれ何かを獲る事ができただろうか。
第1試合 29㎏契約
ワンピチット・テーサバル、タップクワン
VS
佐藤虎我(エクシンディコンジムJAPAN)
(結果:佐藤虎我 1RTKO勝利)
小学6年生だという佐藤虎我(さとうひゅうが)は、これまで防具付の試合で15戦ほど戦績があるが、ムエタイの様に素足での試合は初めてだった。
だが初回から思い切りの良いローキックを多数決めてる。
特に奥足へのローキックが多数綺麗に決まり、相手が痛いそぶりを見せた瞬間から一気に蹴り込んでKOに繋いだ。
第2試合 29㎏契約
ティーノイ・テーサバルタップクワン
VS
隈本浩志(WEED GYM)
(結果:隈本浩志 1RTKO勝利)
隈本浩志(くまもとひろし)小学5年生で今回のタイ遠征では最年少だ。
ムエタイでの試合は初めてで、やはり防具無しというのも初めてだというが、何の戸惑いもなく初回から蹴りまくった。
相手の体勢が一瞬前のめりになると、そこから首を取って膝の連打、そして最後は強烈な右ローを当て倒して勝った。
まだアマチュアで11戦ほどの戦績というが、上から打ち下ろすローキックの当て方が絶妙だった。
第3試合43㎏契約
クロンパイレック・シットンサック
VS
樋口優太(WEED GYM)
(結果:クロンパイレック 4RTKO勝利)
小学5年生の樋口優太(ひぐちゆうた)も、初回からローキックで蹴り込んだ。相手のクロンパイレックは、これにミドルキックで応戦。
2ランドから、このミドルキックの数が増し、一瞬、樋口はたじろぐが、3ランドからは吹っ切れたかの様にローキックを連射。
ここから挽回し逆転勝利になるかという勢いだったが、4ランドには再びミドルキックの連射につかまてしまう。
レフリーは挽回不可能とみて試合を止めたが、終了ゴングまでみてみたい試合だった。
樋口のローキックは強烈な破壊力があったので、またタイでこのローキックを見せてほしい。
第4試合 32㎏契約
ペップートン・テーサバルタップクワン
VS
今村竜之介(エクシンディコンジムJAPAN)
(結果:今村竜之介 判定勝利)
中学一年生の今村竜之介(いまむらりゅうのすけ)は、これまでにアマチュア大会で九州王者にもなっている実力者だ。
相手の情報は未確認だったが、今村の素早い蹴りをサッとスウェーでかわすところなどは試合巧者だった。
3ラウンドになり今村のローキックが当たりはじめると、今村はローを軸にミドルキックも多用しはじめる。
この上下のゆさぶりが絶妙でタイの関係者からも人気を集めた。
試合は今村が大差の判定勝ちを収めたが、ラジャダムナンスタジアムのプロモーターであるギントーン氏は「体重が増えてきたら、ラジャダムナンでいつでも試合を組めるから」との声もかかったほどだった。
それまで定期的にタイ遠征を重ね、ムエタイでの闘い方をしっかり覚えてほしい。
第5試合 36㎏契約
ブアトン・ソー、ブアバン
VS
井手口優斗(WEED GYM)
(結果:ブアトーン 判定勝利)
中学1年生の井手口優斗(いでぐちゆうと)は、これまで18戦のアマチュア戦績がある。
初回からローで効かし圧勝かと思われたが2ラウンドからさっそく相手が組んできた。
井手口はこれをうまく突き離し数多くのローキックを当てるが、3ラウンド、4ラウンドと進むごとに相手は復活してきた。
4ラウンドではイーブンというところだったが、最終ラウンドに組まれて多数の膝を食らう場面が続出。
前半は圧倒的に攻めていたものの、相手の後半の復活が評価され判定負けとなってしまった。
組まれた時の対処の仕方だけでも覚えれば、更にムエタイで良い動きができるだろう。今後に期待したい。
第6試合 40㎏契約
モークファー・シッワットサラケーオ
VS
古村光(エクシンディコンジムJAPAN)
(結果:モークファー 2RTKO勝利)
中学2年生の古村光(ふるむらひかる)も、防具無しの試合は初めてだというが、初回から多数のミドルを放った。
このミドルが景気よく決まるが、2ランドになると相手が組んでくる。そこで古村は対処できずに膝をもらい続けてしまった。
これが効いた!という一発の膝はなかったが、頭を下げたりする場面もあり、レフリーは試合を止めてしまった。
結果は2RTKO負けとなってしまうが首相撲対策の大切さが分かっただけでも、大きな収穫と言えるのではないだろうか。
第7試合 33㎏契約
ゲンペット・ソータップティーマトン
VS
井手口祥真(エクシンディコンジムJAPAN)
(井手口祥真 判定勝利)
小学6年生の井手口祥真だが、これまで日本拳法やキックボクシング、そしてムエタイの戦績が合わせて40戦あり、今回の遠征メンバーの中でも一番経験のある選手と言えるだろう。
昨年8月のムエタイ初試合の時も、多彩な打撃で大差の判定勝ちを収めているが、今回はどのような動きを見せてくれるのか。
初回、井手口はそれまで勢いよく攻めていた日本人選手とは違い、距離を保ちながらミドルキックを当てる。決して数が多い訳ではないが、その蹴った数のほとんどが有効打であり、相手選手もやりづらそうであった。
2ランドから相手は早速組んできた。だが井手口は組まれた時の対処がしっかりできる選手で、ここでも相手選手は立ち往生しているかの様なそぶりを見せてしまう。
この井手口の落ち着いた動きに、相手陣営のセコンド陣も最後は何も声を出さなくなってしまった。
井手口はむやみに攻めす、相手の隙を見つけて攻撃を出すという技を既に身に付けているかのようだった。
次回はワンランク上の相手との闘いが見たい気もする。
第8試合 53㎏契約
アユタヤ・ポー、シリポン
VS
古村匡平(エクシンディコンジムJAPAN)
(結果:アユタヤ 判定勝利)
中学3年生の古村匡平(ふるむらきょうえい)は、それまでは空手の大会などで地区大会などで何度も優勝経験があるもののムエタイに対する関心が高まりエクシンディコンJAPANに入門した。
そのムエタイに自身が初挑戦するわけだが、それまでの空手同様初回から攻めまくる。
みどるキックも多数決め、そして組んでからも腕力で相手を投げ飛ばすなど、その優勢ぶりを披露する。
だが、4ラウンドになると相手に組まれて色々な角度から膝蹴りを食らってしまう。
そして、ここで大きく失速してしまった。この失速ぶりには、これまでの優勢ぶりがうその様であったが、打つ蹴る以外に使う筋肉や、5ランド闘うムエタイの中にあるスタミナ配分の事が分かっただけでも貴重な体験といえただろう。
結果は判定負けだった。
だが試合後に「また必ずタイに戻ってきて勝利する」という言葉があったので、その時に期待したい。
写真:記事 早田寛/シンラパムエタイ
ダウンを奪い判定勝利!
スック・ペットヴィセート
2014年7月31日(木) タイ・ラジャダムナンスタジアム .
記事提供:早田寛(シンラパムエタイ)
第9試合 103ポンド契約 3分5R
○イッセイ・エクシンディコンジム [石井一成](エクシンディコンジムJAPAN)
×パランデット・ソー、ペットブンミー
判定
今年7月8日にルンピニースタジアムで判定勝利を収めた石井一成が、ラジャダムナンスタジアムのペットヴィセート興行に参戦した。ペットヴィセート興行は、タイ・ムエタイ界でNO1プロモーターとの呼び名も高いペッティンディープロモーションのシアナオ氏の実息子のシアボートが手掛ける興行だ。石井一成は今年に入って3回目の本場タイ参戦となり勢い付いている。この試合では勝つ事自体もそうだが、良い試合内容を見せれば関係者からの高い評価も得られるだろう。
初回、一成は開始ゴングと同時に高いミドルキックを放ちパランデットを威嚇。パランデットはその早い蹴りにたじろいだのか、一成の回転の早い攻撃を食らい始めた。一成はパンチのワンツースリーから、最後は打ちおろすローキックを多数決めた。すると初回中盤にはパランデットは早くも距離を詰め、首相撲に持ち込もうと必死で組んできた。
2ラウンド開始後もパランデットは組みに出るが、一成は突き放してローキックを決める。するとパランデットは足を庇う場面が見えてきた。日本国内の選手であれば、そのまま圧勝できる場面だだろうが、だかパランデットはここから粘り強かった。
3ラウンドも開始ゴングと同時にパランデットは組んできた。ここで一成のスタミナの消耗が心配だったがパランデットも当然一成の体力の失速を狙い執念深く組んでくる。一成は日本での試合ではジュニアフライ(48.9kg)で闘うが、強者の集うタイでは、もう一階級体重を下げ、103P(46.7kg)で闘う様にしている。この2kgの体格差が、リング上で自身を有利にしてくれるが、だが103Pまで落とす事により、その減量で生ずるスタミナの消耗も計り知れない。だが一成は、ここからしっかり膝を返し、パランデットが体勢を崩しよろめいたところに飛び蹴りを放った。この飛び蹴りがパランデットの脇腹に食い込み、ここでそれまでパランデット側にあった賭け率も、一気に一成有利に傾いた。
4ラウンド、このペースの流れを崩さなければ一成の判定勝利は明確だろう。後がないパランデットは組んで試合の流れを変えようとするが、もう執念深く組んでくるスタミナも残ってい無い様だった。ここで一成は初回にみせたパンチからのローキックで更に追い打ちをかける。パランデットがローを蹴らせないように距離をつめようとすれば、ここで一成は前蹴りを顔面に決め完全にペースを掴んだ。
最終ラウンド、このラウンドでも一成は軽く流せば、そのまま判定勝利は明白だが、だがここでパランデットを倒すかの勢いでパンチのラッシュを仕掛けた。一成は上下のゆさぶりからローキックを的確に決める。そしてクロスカウンターの形で当てた左フックでダウンを奪った。内容的には一方的な展開で終了ゴング。一成は判定勝ちを収めた。
前回のルンピニーでの勝利では、組んだ首相撲での攻防で競り勝ったことが印象深かったが、今回の勝利では相手の攻撃の変化により自分の攻撃の距離へ操ってから流れを作る試合運びが印象的だった。
ムエタイは撃つ蹴る以外にも、こうした自分の流れを作る試合運びができる事が重要であり、そういう意味では一成のこの勝利は大きな進歩が光った闘い方をみせてくれた。一成は来月、8月28日のラジャダムナン場も決まっており、次の闘いでも更にどう進化していくのかというところ。期待も大きい。
石井一成〝スックワンキントーン〟出場決定!
8月28日 木曜日
石井 一成(エクシンディコンジムJAPAN)
ラジャダムナンスタジアム スックワンキントーン興行
ニューセムサン・スーンキラーノーンデンと対戦!!
2014年8月28日(木)タイ・ラジャダムナンスタジアム
スックワンキントーン 103ポンド契約(46.7kg) 3分5R
イッセイ・エクシンディコンジム(石井 一成)
ニューセムサン・スーンキラーノーンデン(タイ)
7月31日のラジャダムナンスタジアム ペットヴィセート興行で勝利した石井一成が、ラジャダムナンスタジアムの平日興行に定期参戦するのは、 キントーンプロモーターから高い評価を得ている事を示している。
対戦相手のニューセムサン・スーンキラーノーンデン(タイ)は、新ルンピニースタジアムのリングでもメイン前に出場する実力と知名度を持っており、首相撲と膝蹴り、スタミナに定評がある選手である。今回の契約体重は103ポンドで行われるが石井が1ポンドハンディを貰う形となり100,000バーツ(約30万円)の賭け試合となるため両者の自信が伺える。石井はプロ転向後は無敗で、今年で4回目のタイでの試合など、タイを主戦場として試合を行っている。これらの一戦を重ねる事で、確実にタイでの認知度を高める事に繋がる。
また翌日の8月29日では、石井の後輩である今村竜之助が、タイ・バンコク郊外にて32kg契約 2分5Rの試合に挑む。今村は前回の8月2日に開催されたスック・テーサバルタップクワンミッタラパープ、ター・ジープンの試合にて、判定で勝利しており、関係者から高い評価を受けている。今村は今回の試合に向けて、1日10kmのロードワークを行っており、前回は判定での勝利であったので、今回はKO勝利を狙っている。
石井 一成より以下のコメントが福岡格闘技.comに届いている。
「次の試合はいつも以上に格上と聞いています。やっとタイで結果をつけてこれてるので、次も絶対勝って自分をアピールをしたいです!試合までしっかり追い込みます!応援よろしくお願いします!」
記事:福岡格闘技.com/池田博紀 写真提供:シンラパムエタイ/早田寛
協賛企業のご紹介!
今回の試合に向けて沢山の方々から協賛を頂き心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
今後とも石井一成を応援よろしくお願い致します。
2014年8月28日(木)タイ・ラジャダムナンスタジアム
スックワンキントーン 103ポンド契約(46.7kg) 3分5R
イッセイ・エクシンディコンジム(石井 一成)
ニューセムサン・スーンキラーノーンデン(タイ)
【協賛企業の御紹介】
株式会社 SOFT(有料老人ホームあすなろ)
代表取締役 平尾 壮志様
〒811-1101 福岡県福岡市早良区重留5丁目12-8
有限会社 米寿苑(介護付き有料老人ホームひばり苑)
取締役 山口 健一様
〒811-1216 福岡県筑紫郡那珂川町観晴が丘3丁目18
株式会社S・Kコーポレーション(シルバーメイト館 春の町)
代表取締役 蔵田 修一様
〒811-1101 福岡県北九州市八幡東区春の町4丁目3-26
株式会社 優掌(有料老人ホーム穂々笑・ほほえみ)
代表取締役 坂辺 真次様
〒811-1101 福岡県福岡市早良区田村1丁目5-16
株式会社 パラディ(介護保険指定事業所)
代表取締役 千住 宏様
〒840-0012 佐賀県佐賀市北川副町大字光法1593番地1
本部事務所
〒845-0032 佐賀県小城市三日月町金田1177-5
英工業
代表 小幡 英二様
〒817-2341 福岡県粕屋郡志免町別府2丁目13-3
福岡大型犬舎 糸島ラブドッグケンネル
代表 大内 欣憲様
〒819-0371 福岡県福岡市西区飯氏751-1
佐藤モータース
代表 佐藤 和男様
〒811-2104 福岡県粕屋郡宇美町井野23-1
株式会社 BIG WAY
代表取締役 阪口 剛志
〒816-0906 福岡県大野城市中3丁目158-1
株式会社 悠興業
代表取締役 石井 義隆
〒819-0038 福岡県福岡市西区羽根戸168-1
建築工事一式 DSK
代表 山口 浩様
本社 〒811-1353 福岡市南区柏原3丁目28-5
東京営業所 〒154-0016 東京都世田谷区弦巻2丁目8-2-102
福岡美装社
代表 古賀 仁様
〒811-1323 福岡市南区弥永5丁目3-14
【順不同】
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試合結果!
石井 一成(エクシンディコンジムJAPAN)ラジャダムナンスタジアム スックワンキントーン興行にて200戦を超えるニューセムサン・スーンキラーノーンデンに判定で惜敗!!
2014年8月28日(木)タイ・ラジャダムナンスタジアム
写真&記事:シンラパムエタイ/早田寛
2014年8月28日
ラジャダムナンスタジアム スックワンギントーン 第1試合 体重ハンディ試合
×イッセイ・エクシンディコンジム(104P) (石井一成)
○ニューセムサン・ノーンデーンジム(103P)
判定
今年になって4度目タイ遠征となる石井一成。
今回はこれまでの対戦相手からワンランクアップしたニューセムサンが相手だ。
ペッチャブン県出身のニューセムサンは16歳ながら、既に200戦の戦績を闘い抜いており、バンコクのメジャースタジアムでのメイン出場経験もあるという実力者だ。
今回はニューセムサンが103Pなのに対し、石井一成は104Pと1ポンドのハンディを貰うかたちで10万バーツ(約30万円)の賭け試合として行われた。
この賭け試合は双方の選手陣営が賭け金を5万バーツづつ持ち寄り、勝者が合計金額の10万バーツを総取りするという、なんともスリリングなものだ。
事前情報として、ニューセムサンは組んだら滅法強いという事だ。
初回、一成はジャブ代わりに素早いローキックヒットさせる。
そこから双方スピーディーな蹴りの応酬。初回から激しい打撃戦に展開に。
特に蹴りの合間に双方のパンチ(フック)がクロスカウンターの形で交差し、これには場内ギャンブラーも沸きかえる。
2ラウンド、一成のローキックの連射にニューセムサンが体勢を崩す。
一成はローが有効だと悟ると、そこからパンチへ返し上下のコンビネーションで流れを組み立てた。
ニューセムサンは一成の攻撃を多数食らい、このまま一成のペースで進んでいくのかと思われたがニューセムサンも必死の形相で蹴りを返す。
3ラウンド、双方の攻撃は、そのほとんどが相打ちであり、両者ともかなりのスタミナを消耗しているであろう。
だが両者、ムエタイの軽量級と言わんばかりのスピーディーな技の連続だ。
そんな中で一成のハイキックがニューセムサンの後頭部を直撃するも、ニューセムサンは何事もなかったかのように攻撃を再開。
やはり大金がかかっているからなのか、その表情からも怯む様子は一切感じられなかった。
この3ランド終了時で、賭け率は2-1でニューセムサンが取ってるものの、リング上の駆け引きでは互角か、一成のヒット数の方が多かったか。
試合は勝負の4ラウンド目に差し掛かった。
これまでの内容は、まさに互角というものであり、この4ラウンド目にどれだけ差をつけたかで、勝敗が決まるという展開だ。
これはマラソンでいえば、ゴール前まで双方競り合った状態であり、残りわずかの駆け引きで勝者と敗者が白黒ハッキリと分かれるというラウンドである。
ここにきてニューセムサンは距離を詰めて組んできた。
首を取って一成の腹に膝を刺し、そして組んだままの状態で後ろに廻り込み、細かい膝を出してレフリーストップを待つ。
一成も、肘、膝で応戦。
そして体勢を操りニューセムサンをこかすなど見せ場を作った。
だがニューセムサンは、ガッチリと組み、小さな膝の連打を決める流れに徹底し、自身の有利をギャンブラーやジャッジに印象付けた。
最終ラウンド、この時点でニューセムサンが有利であったが、一成はパンチ、肘、そして前蹴りからハイキックなど出せる技の全てを出し切った。
この状態からであれば、一成が蹴りを1発当てれば一成が有利、2発当てれば更に有利に、という様にシーソーゲームからの逆転も可能だった。
だが、ニューセムサンもかなりタフな選手であり、なかなか一成の攻撃を許さない。
一成がミドルを決めると、ニューセムサンもミドルを返し、そして更に一成が蹴りを返すといった、連続した技の攻防で会場も湧く。
試合は接戦が続くまま終了ゴング。
ジャッジ3者はニューセムサンを勝者とする。
善戦した一成ではあったが、僅差ではあったものの負けは負けだ。
今回の試合は、これまでの相手より数段各上の強い選手であり、いわばタイの軽量級常用メンバーへの入団テスト的な意味合いもあったであろう。
だがムエタイの軽量級スピードの中で蹴って蹴られて、また蹴り返し、これらのスピーディーな攻防ができた事は次の自信に繋がったに違いない。
組んでからの攻防でもタイ人のペースに流されることなく、自身の攻撃へ繋げる流れを身に付けた。
一成が技を出す度タイミングに合わせ、場内ギャンブラーも掛け声を揃え一成に声援を送る。一成の勝利に賭けてるギャンブラーが、いかに多かったかという証拠だろう。
次のタイ参戦は9月の末に予定されているというが、一成は今現在、場を踏んで急成長する時期なのかもしれない。
次戦の勝利に期待しよう。